相島海底遺跡シンポジウムを開催しました(10月4日)

更新日:2025年10月28日

公開日:2025年10月16日

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令和7年10月4日(土曜日)

そぴあしんぐうで「相島海底遺跡シンポジウム」を開催しました。

新宮町では、平成28年から令和元年まで遺跡調査を実施し、相島近海の水深約18mの海底に92枚の平安期の瓦が分布していることがわかりました。その中には、「警固」という文字が刻印された瓦も確認でき、九州で作られた瓦が京都まで運ばれたことや輸送方法が海上運搬であったことなどが分かってきました。

シンポジウム当日は165人の参加があり、文化庁調査官による基調講演や、相島海底遺跡を通して見えてくる平安期の海上運輸方法や当時の社会情勢について専門家をお招きしてパネルディスカッションを行ないました。

今後も、福岡県では事例が少ない貴重な水中遺跡を大切にし、後世に残していきたいと感じました。

開会のあいさつ

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