【随時更新】新宮中央浄化センター(アクア新宮)復旧作業の状況(11月10日現在)

更新日:2025年11月10日

公開日:2025年11月10日

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1.被災の概要

令和7年8月9日からの低気圧と前線に伴う大雨により、新宮中央浄化センター(アクア新宮)に接続する下水道管に短時間で大量の雨水が流入し、新宮中央浄化センターの地下処理施設が水没したため、汚水処理ができない状態となりました。

アクア新宮の階段が水没した画像

地下2階から地下1階への階段の浸水状況

アクア新宮の機器が水没した画像

地下2階の浸水解消後の機械の状況

2.新宮中央浄化センターでの対応

(1)浸水対応

令和7年8月10日から、新宮中央浄化センター内への流入水および地下2階の浸水を解消するため、水中ポンプや吸引車にて場外へ強制排水を開始し、令和7年8月15日に地下2階の浸水は解消しました。

アクア新宮でのバキュームカーによる排水作業

浸水直後の排水状況

アクア新宮の排水ポンプによる排水作業

地下2階からの排水状況

(2)復旧作業

各設備の洗浄・消毒を行ない、機械設備および電気設備の損傷を確認しています。

アクア新宮の機器の復旧中の画像

清掃・消毒後の地下2階の状況

(3)汚水処理(11月10日現在)

一部既設の機械が復旧し、令和7年9月17日からはすべての汚水を浄化センターに取り込み、被災前と同程度の1日あたり約4,300立方メートルの通常処理(膜処理)ができるようになりました。(11月4日処理量:4,328立方メートル)しかし、一度水没した機械などを稼働していますので、機械などの更新や部品交換などに時間を要します。

なお、令和7年10月4日の大雨時には、通常処理(膜処理)に加えて簡易処理(膜処理をしないで消毒剤と消臭剤を添加する処理)を3時間半実施しましたので、施設に被害はありませんでした。

ポンプ設備1

汚水処理後に汚泥を取り除くポンプ設備(稼働中)

ポンプ設備2

生物処理の再開に必要なポンプ設備(稼働中)

汚泥脱水機

汚泥から水分を抜く汚泥脱水機(修繕完了)

(4)今後の施設復旧について(11月10日現在)

施設は、現在順調に稼働していますが、一度水没した機器を使用しているため、完全に復旧している状態ではありません。国や福岡県、日本下水道事業団と協議しながら、施設復旧と再度の災害防止対策を行ないます。

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