特定外来生物

更新日:2024年06月14日

公開日:2024年06月07日

ページID : 5544

特定外来生物とは?

特定外来生物とは、もともと日本にいなかった外来生物のうち生態系などに被害を及ぼす生物のことを指し、飼育・栽培・保管・運搬・販売・輸入などが禁止されています。

住民のみなさまへ

住民のみなさまには外来生物を、

  • 捨てない、移動させない
  • 発見次第すぐに駆除する

などお願いしております。

新宮町で発見された特定外来生物

オオキンケイギク

オオキンケイギクは、北アメリカ原産のキク科の多年草で、緑化や園芸などでよく利用されてきました。繁殖力が強く、在来種を駆逐してしまいます。

オオキンケイギクの見分け方

オオキンケイギク
  • 草丈は30から70センチ程度
  • 花は直径5から7センチ程度
  • 茎の一番先に1つの花が付く頭状花
  • 花びらの色は黄橙色ですが、品種によっては中央が紫褐色のものもある
  • 葉は細長いへら状で対生(茎の両側に葉がある)
  • 葉は花のそばには付かない

駆除方法

  1. オオキンケイギクの根から引き抜く
  2. 袋に入れて枯らせる
  3. 燃やすごみとして出す

(注)引き抜くときに根が残っていたり、袋に入れるときに種子や根が落ちたりするとそこからまた繁殖するので、気を付けましょう。

セアカゴケグモ

セアカゴケグモは、オーストラリア原産の小型のクモです。メスは毒をもっており、咬まれると痛むほか、重症化する場合があります。

セアカゴケグモ(メス)の見分け方

セアカゴケグモ
  • メス(成体)は体長1センチ前後で全体的に黒く、つやがある
  • 腹部が丸い
  • メスの背面にひし形を二つ並べたような赤い線
  • メス(未成体)の周りには白い波紋がある

駆除方法

  • 市販されている殺虫剤の噴霧
  • 熱湯をかける
  • 靴を履いて足で踏みつぶす

駆除するときは軍手を着用するなど、咬まれないように対策をとりましょう。

咬まれたときは

すみやかに医療機関にご相談ください。重症化すると、毒素血清による治療が必要になります。

アライグマ

アライグマ

提供先:福岡県保健環境研究所

  • 頭胴長42から60センチ、体重4から10キログラムの中型哺乳類
  • 夜行性で雑食

感染症を持っている可能性があるため、見つけても近づかないでください。

ガー科全種

アリゲーターガー
  • 全長最大1mから3mの海洋・陸水域で繁栄する魚類
  • ワニのような特徴的な顔をしている。
  • 体色は黒褐色からオリーブ色で、斑点や模様があるものが多い。
  • 鋭い歯が並んでいる。

この記事に関するお問い合わせ先

環境課へのお問い合わせ
〒811-0192 福岡県糟屋郡新宮町緑ケ浜一丁目1-1
電話番号:092-963-1732

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