浄化槽設置整備事業補助制度

更新日:2024年09月06日

公開日:2023年02月20日

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浄化槽とは

台所・風呂・洗濯・トイレなどの生活排水をきれいにすることができる装置のことで、わずかなスペースに設置ができ、下水処理施設とほとんど変わらない性能を持っています。公共下水道などの整備が計画されていない地域では、生活排水をきれいにするのに最も有効な方法です。

新宮町では、生活排水による河川などの汚染を防ぐため、公共下水道と併せて合併処理浄化槽の設置整備を進めています。この合併処理浄化槽の普及を図るために設けられたのが「新宮町浄化槽設置整備事業補助金交付要綱」で、自身の居住用の建物または延べ床面積の2分の1以上が自身の居住用である建物に対して予算の範囲内で補助金を交付しています。

補助対象

  1. 自身の居住用の建物または延べ床面積の2分の1以上が自身の居住用である建物
  2. 公共下水道の事業計画区域及びし尿処理施設等による処理(処理が予定されている区域を含む)区域以外の地域

(注)建売りは対象外となります。

補助金額

5人槽:392,000円

6から7人槽:545,000円

8から10人槽:877,000円

申請方法

  1. 浄化槽設置者から保健所(注)へ浄化槽設置届を提出
  2. 保健所(注)から浄化槽設置者へ設置届受理書の送付
  3. 浄化槽設置者から町へ補助金交付申請を提出
  4. 町から浄化槽設置者へ補助金交付決定通知書の送付
  5. 浄化槽設置者から工事施工業者へ着工するように指示
  6. 工事施工業者から浄化槽設置者へ竣工の報告
  7. 浄化槽設置者から町へ実績報告書を提出
  8. 町から浄化槽設置者へ補助金交付確定通知書の送付
  9. 浄化槽設置者から町へ補助金交付請求書を提出
  10. 町から浄化槽設置者へ補助金の交付

(注)新宮町の浄化槽は福岡県宗像・遠賀保健福祉環境事務所が管轄しています。

浄化槽補助金交付までの流れ

維持管理について

浄化槽法により浄化槽を適正に管理することが定められています。適正に管理し、保全するために、以下の3つの義務を守りましょう。

1.保守点検

保守点検では、機械の点検・調整、補修や薬剤の補給などを行います。県に登録されている保守点検業者と委託契約を結び、実施しましょう。点検を行なうことができるのは、国家資格を持った「浄化槽管理士」です。保守点検業者(福岡県ホームページ)はこちらから

2.清掃

浄化槽内に溜まった汚泥などを抜き取るのが清掃です。これは町の許可を受けた浄化槽清掃業者が行なうことになっていますので、許可業者(環境開発工業株式会社:電話092-942-7671)に委託してください。

3.法定検査

浄化槽を使い始めて3から8か月の間に1度、その後は1年に1回、県知事の指定する検査機関による水質に関する検査を受けなければなりません。法定検査検査機関(福岡県ホームページ)はこちらから

注意事項

  • 補助金を受ける人は事前に役場へ相談してください。内容確認と制度の説明をいたします。
  • 補助金を受けるには、書類の提出や町職員の検査が必要になるため、工事は必ず申請後、町に申し出て補助金交付決定通知書を受理してから行なってください。浄化槽の設置を考えている人は役場環境課にご連絡ください。
  • 工事完了検査は必ず年度内(3月31日まで)に完了してください。年度をまたぐ工事は認めていません。

この記事に関するお問い合わせ先

環境課へのお問い合わせ
〒811-0192 福岡県糟屋郡新宮町緑ケ浜一丁目1-1
電話番号:092-963-1732

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