子どもの医療費の大切なお知らせ
公開日:2024年12月09日
町は、お子さまが病気やケガをしたときに、安心して病院などを受診できるよう、保険診療の自己負担額の助成制度を実施しています。
しかし、医療費は年々増加傾向にあるため、限られた財源を有効に活用できるよう、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
医療費が増え続けていくと、どうなる?
- 医療費制度を維持していくことが難しくなります。その場合、現在のように診療を受けたり、薬をもらうときに負担額を軽減することができなくなります。
- 健康保険制度の保険料が引き上げられます。その場合、今よりも多くの保険料を負担いただくことになります。
適正な受診のために
医療費助成制度を維持していくために、皆さまが医療機関の適正受診を心がけることが大切です。
ポイント
かかりつけ医を持ちましょう
かかりつけ医とは、健康に関する相談ができ、必要な時は専門の病院を紹介してくれる身近な医院やクリニックの医師のことです。かかりつけ医を持つと、それまでの子どもの病歴や健康状態、体質を踏まえ、診察し判断してくれます。体調が悪くなったら、まずはかかりつけ医に相談しましょう。
電話相談を利用しましょう
夜間に電話で、子どもの病気、ケガや事故について相談できる窓口です。看護師がアドバイスします。
福岡県小児救急医療電話相談#8000または、092-731-4119(月曜日から金曜日:19時00分から7時00分まで、土曜日:12時00分から7時00分まで、日祝日:7時00分から7時00分まで 年中無休)。
日中のケガや病気で、医療機関を受診したほうがいいのか悩んだり夜間上記の番号につながらないときは、福岡県救急医療電話相談を利用しましょう。救急医療機関での経験を有する看護師が、医療機関受診のアドバイスや近隣の受診可能な医療機関を紹介してくれます。
福岡県医療電話相談#7119(24時間対応)
ジェネリック医薬品を活用しましょう
ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、新薬(先発医薬品)と同じ有効成分、同等の効果を持つ薬のことです。開発期間やコストが抑えられ、結果として薬の値段を安く設定することができます。ジェネリック医薬品の使用は、一人一人の保険料(税)の負担軽減につながるほか、医療保険制度を維持していくことへも貢献します。
健康な身体を作りましょう
子どもの健やかな成長には、病気になりにくい身体づくりが重要です。しっかり眠り、朝ごはんを食べ、体をよく動かす生活習慣の獲得をめざしましょう。また、手洗い、うがいなどを習慣づけ、風邪やインフルエンザなどの予防に努めましょう。
保護者の家庭看護力を高めましょう
子どもの症状に適切に対応し、必要に応じて相談したり、正しく伝えたり、病院に行くべきか判断する「家庭看護力」は、普段から接している保護者だからこそ身につけることができる能力です。家庭看護力を高めると、子どもの急な病気やケガにもあわてることなく対応できます。
2024年度版 福岡県小児救急医療ガイドブック (PDFファイル: 7.8MB)
この記事に関するお問い合わせ先
住民課へのお問い合わせ
〒811-0192 福岡県糟屋郡新宮町緑ケ浜一丁目1-1
電話番号:092-963-1733
更新日:2024年12月09日