「ジェネリック医薬品」・「バイオシミラー」・「リフィル処方箋」をご存じですか

更新日:2025年09月12日

公開日:2023年07月19日

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医療費の適正化をめざして「ジェネリック医薬品」・「バイオシミラー」・「リフィル処方箋」を上手に活用してみませんか。

利用を希望する場合には、医療機関や薬局の窓口にご相談ください。

ジェネリック医薬品とは

新薬の特許期間満了後に、効能などが新薬と同等であると国が認めた薬です。

ジェネリック医薬品のメリット

新薬より薬代が安価な場合があり、医療費の節約につながります。

バイオシミラーとは

バイオ医薬品の特許が切れた後に、他の製薬会社から発売された薬で、特許が切れた薬と同じように使うことができます。(バイオ医薬品とは、バイオテクノロジーを応用して生産されたタンパク質を有効成分とする医薬品のことで、今まで治療が難しかった病気への効果が期待されます)

バイオシミラーを使うメリット

効果や安全性はそのままで、価格が約70%の値段になるため、経済的な負担の軽減が期待されています。

バイオ医薬品・バイオシミラーが使われている病気の例

  • がん
  • 糖尿病
  • 関節リウマチ
  • 乾癬
  • 骨粗しょう症
  • 潰瘍性大腸炎
  • クローン病
  • 腎性貧血 など

リフィル処方箋とは

医師の処方により医師および薬剤師の適切な連携の下で、症状が安定している患者が一定期間内に処方箋を反復利用できる仕組みです。

医療機関を受診する回数が少なくなり、通院負担を軽減できるメリットがあります。

リフィル処方箋の仕組み

症状が安定し、通院をしばらく控えても大丈夫と医師が判断した場合が対象です。医療機関で処方箋を毎回もらわず、同じ処方箋を最大3回まで繰り返し使用できます。

リフィル処方箋による投薬期間が終了する前でも、病状が変化した場合などに医療機関を受診することは可能です。自らの意思で医療機関を受診することを妨げるものではありません。

なお、投薬量に限度が定められている医薬品や湿布薬はリフィル処方箋にできません。

リフィル処方箋活用の注意点

リフィル処方箋を出してもらったら、

  • 1回目は、通常の処方箋と同様に、交付日を含めて4日以内に薬局で調剤してもらいます。2回目以降は原則、前回の処方期間が経過する日を予定日とし、前後7日以内に薬局で調剤してもらいます。
  • 安心・安全な服薬治療には、薬剤師からの継続的な薬学的管理指導を受けることが重要です。同じ薬局で調剤してもらうことが推奨されます。
  • 薬剤師が患者の服薬状況などを確認し、リフィル処方箋による調剤が不適切と判断した場合には、調剤を行わずに受診勧奨を行ない、処方医に情報提供を行ないます。
  • 次回の調剤予定日に薬局に行かなかった場合、薬剤師から電話などによる連絡があります。他の薬局での調剤を申し出れば、希望する薬局に必要な情報が提供されます。

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