成人男性の風しん抗体検査・定期予防接種(風しん第5期)は、定期予防接種のみ期間延長になりました

更新日:2025年04月10日

公開日:2025年04月01日

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風しん定期予防接種が受けられます

風しんの予防接種は現在、予防接種法に基づき公的に行なわれています。しかし、公的な接種を受ける機会のなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性は、抗体保有率(80パーセント)が他の世代に比べて低いことから、抗体検査を実施し、その結果、十分な抗体がなかった人に定期予防接種を行ないます。

なぜ風しん定期予防接種を実施するの?

風しんは、感染者の咳やくしゃみ、会話などで飛び散るしぶき(飛まつ)によって他人にうつる、感染力が強い感染症です。妊娠初期の妊婦が風しんに感染すると、赤ちゃんが先天性風しん症候群(目や耳、心臓などに障がいがおこる)になる可能性があります。

大人になって感染しても、無症状から軽症で済むことが多いのですが、まれに重篤な合併症を併発することがあります。また、無症状でも風しんをうつすことがあるので、感染を拡大させないためには社会全体が免疫を持つことが重要です。

風しんから、あなた自身と周りの人を守るために、風しんに対する抵抗力を確認し(抗体検査)、免疫の獲得(予防接種)をしましょう。

風しん抗体検査・定期予防接種の対象者

風しん抗体検査、定期予防接種の実施日に新宮町に住民票があり、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性で、クーポン券を使って抗体検査を受けていない人。

ただし、平成26年4月1日以降に風しん抗体検査を受け、抗体が十分にあることがわかる検査結果を持っている人を除きます。

(注)令和7年4月1日以降は、令和7年3月31日までに風しん抗体検査を受けている人で、抗体が不十分な人に限り対象となります。

定期予防接種のみ接種対象期間が延長になりました

風しん抗体検査・定期予防接種(風しん第5期)は、令和6年度まで延長になっていましたが、現在、風しん定期予防接種に使用している乾燥弱毒性麻しん風しん混合ワクチン(以下MRワクチン)の供給が局地的かつ一時的に行き届いておらず、接種対象期間内に接種を受けられない人がいると予測されています。

そのため、次の条件に該当する人に限り、接種対象期間を延長することになりました。

延長となるのは、定期予防接種のみです。

定期予防接種まで希望する人で、抗体検査を終えていない人は、令和7年3月31日までに終えられるようにお急ぎください。

定期予防接種延長期間

令和7年4月1日から令和9年3月31日までの2年間

期間延長の対象者

上記の「風しん抗体検査・定期予防接種の対象者」において、以下の条件に該当する人のみ延長の対象となります。

  • 令和7年3月31日までに抗体検査を実施した結果、風しんの抗体が不十分な人で、MRワクチンの不足によりワクチン接種ができなかった人

クーポン券の発行(受診券)

昭和37年4月2日から昭和57年4月1日までに生まれた男性で、町のクーポン券を使って抗体検査済の記録がない人には、既に郵送しています。

ただし、令和元年度以降に転入した人で、転入前の自治体でクーポン券を使って抗体検査を受けた人は、検査の必要はありません。

(注1)前住所地で発行されたクーポン券を持ち、新宮町に転入した人は、再発行の手続きが必要です。ページ下部「クーポン券の再交付」を参照ください。

(注2)接種日以前に新宮町から転出した人は、新宮町のクーポン券は使用できません。転出先の自治体に問い合わせください。

抗体検査・予防接種までのながれ

1.クーポン券を準備する

クーポン券は既に対象者に送付しています。

2.抗体検査を受ける

抗体検査は、「職場の健康診断」「医療機関」で受けることができます。

注)令和7年4月1日以降は、クーポン券を使用した抗体検査を受けることはできません。

職場の健康診断で受ける場合

職場の健診を受診する際、クーポン券をお持ちください。

医療機関で受ける場合

本事業に参加している全国の医療機関で受けることができます。事前に予約が必要です。検査当日は、クーポン券、本人確認書類をお持ちください。

3.抗体検査結果を受け取る

風しん抗体が十分にあった場合は、予防接種の必要はありません。風しんの抗体が十分になかった場合は、予防接種の対象となります。風しんへの抵抗力(免疫)をつけるため、予防接種を受けましょう。

4.予防接種を受ける

本事業に参加している全国の医療機関に予約をし、クーポン券(期限切れでも可)、本人確認書類、抗体検査結果通知を持って行き、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を接種します。

5. 料金

クーポン券を使っての抗体検査・予防接種は無料です。風しん第5期定期予防接種は、1回限りとなります。2回目以降は、全額自己負担です。

新宮町の実施医療機関(仮)(50音順)

現在、MRワクチンが不足している状況もありますので、必ず事前に問い合わせ(要予約)のうえ、受診してください。

  • 江口内科クリニック(新宮町三代西2-12-20)
     電話:092-963-5080
  • 加野病院(新宮町中央駅前1-2-1)
     電話:092-962-2111
  • 川崎内科医院(新宮町美咲2-8-7)(注)川崎の「崎」は、たつさきです。
     電話:092-962-1931
  • かわぞえ眼科クリニック(新宮町中央駅前1-1-23-201)
     電話:092-692-6222
  • こころのクリニックゆめ(新宮町美咲2-6-7)
     電話:092-962-9567
  • しろうず脳神経外科(新宮町中央駅前1-1-18)
     電話:092-963-2371
  • 新宮クリニック(新宮町大字原上1574-1)
     電話:092-962-2233
  • 新宮町相島診療所(新宮町大字相島1401)
     電話:092-962-4361
  • 竹村医院(新宮町下府5-12-8)
     電話:092-962-0846
  • たなか小児科クリニック(新宮町三代西2-12-23)
     電話:092-963-1933
  • 千鳥橋病院附属たちばな診療所(新宮町夜臼5-5-17)
     電話:092-962-5211
  • 原外科医院(新宮町下府1-3-5)
     電話:092-962-0704
  • ひぐち内科クリニック(新宮町緑ケ浜4-10-5)
     電話:092-963-2800
  • やまだ消化器科内科クリニック(新宮町新宮東4-3-1)
     電話:092-941-2225

クーポン券の再交付

「クーポン券を紛失した」「転入してきた」などで再交付を希望される場合は、窓口にて、クーポン券の再交付の手続きを行なってください。

(注)風しん抗体検査に関しては期間終了間近のため、お早めの申請をお願いします。

窓口申請(新宮町福祉センター 健康福祉課)

受付日時

月曜日から金曜日までの8時30分から17時00分まで(祝日および12月28日から12月31日を除く)

必要なもの

本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証・保険証など)

この記事に関するお問い合わせ先

福祉センター 健康福祉課(健康づくり担当)へのお問い合わせ
〒811-0119 福岡県糟屋郡新宮町緑ケ浜四丁目3-1
電話番号:092-962-5151

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