行政区長会の視察研修に参加しました(9月19日・20日)

更新日:2025年09月30日

公開日:2025年09月30日

ページID : 7750

令和7年9月19日(金曜日)・20日(土曜日)

令和7年度行政区長会の視察研修に参加しました。

1日目は、長崎市の長崎スタジアムシティを視察しました。長崎スタジアムシティは、三菱重工業長崎造船所跡地に、ジャパネットHDが「民設民営」で企画・提案・建設したアリーナ、オフィス、ホテル、商業施設で構成された複合施設です。ジャパネットHDの高田社長の「地元長崎の子どもたちに本物に触れる機会を与えたい」という想いや、行政が実質的な部分を担い、民間が感動を与える、その相乗効果で地域が活性化するという理念に深く感じ入りました。また、原爆で被ばくした山王神社と一本柱鳥居を視察し、特に山王神社にある一度は枯れ果てたクスノキが数十年の歳月をかけて新芽を吹き、また今新たに樹勢を盛り返した姿に自然の力強さを感じました。

2日目は、武雄市の武雄市図書館と上峰町の「道の駅かみみね」を視察しました。武雄市図書館では「図書館は本を読まない人には縁がないところ」といった考えではなく「本を読まない人が図書館を利用するにはどうすれば良いか」という発想でさまざまなイベントを企画していました。視察の際、多くの武雄市民が談笑しながら図書館を利用する姿に、図書館を中心としたまちづくりというコンセプトの醍醐味を感じました。

「道の駅かみみね」は、1階は道の駅、2階は地域の人たちの避難所にもなる防災施設という新形態の道の駅でした。住民のみなさんを守るための避難所の確保は、行政に求められた課題の一つです。新形態の道の駅からは単なる箱物で終わらない、付加価値をつけることで施設の可能性を学びました。

行政が担うところ、住民のみなさんと力を合わせて解決していくところというように、行政の課題解決は一通りではありません。今後も行政区長をはじめとする住民のみなさんと意見交換をしながら、本町の行政を進めてまいります。

長崎スタジアムシティのコワーキングスペースで企画の説明をきく様子

長崎スタジアムシティで企画の説明を聞く様子

武雄市図書館での研修の様子

武雄市図書館での研修の様子

この記事に関するお問い合わせ先

地域協働課へのお問い合わせ
〒811-0192 福岡県糟屋郡新宮町緑ケ浜一丁目1-1
電話番号:092-963-1734

メールフォームによるお問い合わせ