新宮中央浄化センター(アクア新宮)復旧作業の状況(9月3日現在)

更新日:2025年09月03日

公開日:2025年08月20日

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1.被災の概要

令和7年8月9日からの低気圧と前線に伴う大雨により、新宮中央浄化センター(アクア新宮)に接続する下水道管に短時間で大量の雨水が流入し、新宮中央浄化センターの地下処理施設が水没したため、汚水処理ができない状態となりました。

アクア新宮の階段が水没した画像
アクア新宮の機器が水没した画像

2.新宮中央浄化センターでの対応

(1)浸水対応

令和7年8月10日から、新宮中央浄化センター内への流入水および地下2階の浸水を解消するため、水中ポンプや吸引車にて場外へ強制排水を開始し、令和7年8月15日に地下2階の浸水は解消しました。

アクア新宮でのバキュームカーによる排水作業
アクア新宮の排水ポンプによる排水作業

(2)復旧作業

各設備の洗浄・消毒を行ない、機械設備および電気設備の損傷を確認しています。

アクア新宮の機器の復旧中の画像

(3)汚水処理

現在は一部既設の機械が復旧したので、すべての汚水を浄化センターに取り込み、そのうち約3,000立方メートルの簡易的な処理を行なった処理水と接触・混合あるいは希釈などの工程を経て放流しています。これにより、色や臭いはある程度抑えることができるようになりましたが、微生物による生物処理はできていません。今後は、簡易的な処理量を段階的に増やしていき、微生物による生物処理の再開に向けて対応していきます。

(注)被災前の一日平均処理量は4,300立方メートルです。

3.その他対策

  • 河川に放流する際に、水質改善のため農業用溜池の水と混合しています。
  • 放流先の牟田川(県営河川湊川水系)に多量の浮遊物が認められたため、吸引車で浮遊物を除去しました。
  • 消臭剤を投入し、臭気改善を図っています。
消臭剤を散布する画像
アクア新宮で簡易的に放流している画像

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