子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)について
公開日:2023年04月11日
新宮町では予防接種法に基づき、子宮頸がん等の病気の発生に関わるヒトパピローマウイルス(HPV)への感染を防ぐワクチンの定期予防接種を実施しています。
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)は、2価・4価HPVワクチンに加え、令和5年4月より9価HPVワクチンが定期接種対象となり、公費で接種できるようになりました。
対象者
小学校6年生以上高校1年生相当の年齢の女子
接種回数
2回もしくは、3回接種
接種するワクチンの種類、接種する年齢によって接種回数は異なります。
ワクチンの種類により接種間隔が異なりますので、詳しくは医療機関へご相談ください。
標準的な接種パターン
サーバリックス(2価ワクチン)
1回目 → (1か月後) → 2回目 → (1回目の6か月後) → 3回目
ガーダシル(4価ワクチン)
1回目 → (2か月後) → 2回目 → (1回目の6か月後) → 3回目
シルガード9(9価ワクチン)
1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合
1回目 → (6か月後) → 2回目
(注意)1回目と2回目の接種間隔が5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
1回目の接種を15歳になってから受ける場合
1回目 → (2か月後) → 2回目 → (1回目の6か月後) → 3回目
接種にあたっての注意事項等は、次のPDFをご参照ください。
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~
実施医療機関
- 江口内科クリニック
- 川崎内科医院
- 新宮町相島診療所
- 竹村医院
- たなか小児科クリニック
- ひぐち内科クリニック
- やまだ消化器科内科クリニック
- よしおか小児科クリニック
- みみ・はな・のど キリンクリニック
【参考】福岡県医師会
接種の受け方
- 事前に、このホームページや厚生労働省のリーフレット等を確認し、ワクチンの有効性及び安全性等について十分にご理解いただいた上で、接種についてご判断ください。
- 予防接種実施医療機関の中からご希望の医療機関を選び、予約をしてください。
- 接種当日、予診票に必要事項を記載してください。
接種当日に必要なもの
- 予診票
- 健康保険証などの住所・年齢が確認できる書類
- 持っている人は母子健康手帳
(注意)予診票は子育て支援課窓口か実施医療機関にあります。
よくある質問
1.子宮頸がんはどんな病気ですか?
子宮頸がんは、早期に発見されれば、治療により比較的治癒しやすいがんとされていますが、ごく早期のものを除いて子宮の摘出が必要になることがあります。他のがんと同様、発見される時期が遅くなると治療が難しくなります。
2.子宮頸がんを予防する方法はありますか?
HPVワクチンを接種することで、感染を予防することが挙げられます。また、子宮頸がん検診を定期的に受けることで、早期のがんを発見できます。
3.HPVワクチンの接種はどのようなものですか?
小学校6年から高校1年相当の女子は、予防接種法に基づく定期接種として、公費で接種できます。また、平成9年度生まれから平成19年度生まれまでの女性の中で、定期接種の対象年齢(小学校6年から高校1年相当)の間に接種を逃した方には、あらためて公費での接種の機会を提供しています。公費で接種できるのは、令和7年3月までです。
4.HPVワクチン接種の安全性はどうですか?
専門家の会議で、安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。
5.HPVワクチン接種後に副反応はありますか?
HPVワクチン接種後にみられる主な副反応として、発熱や接種した部位の痛みや腫れ、注射による痛み、恐怖、興奮などをきっかけとした失神などが挙げられます。
6.新型コロナワクチンとHPVワクチンを同時期に接種することはできますか?
原則として、新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。
7.接種費用を自己負担した場合、どれくらいの費用ですか?
医療機関によって異なりますので、詳しくはお問い合わせください。
参考
- 2価、4価ワクチン:約17,000円/1回接種
- 9価ワクチン:約29,000円/1回接種
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種に対する相談窓口
厚生労働省ホームページ
また、子育て支援課の窓口や電話での問い合わせも受け付けています。
この記事に関するお問い合わせ先
子育て支援課へのお問い合わせ
〒811-0124 福岡県糟屋郡新宮町新宮東二丁目5-1(シーオーレ新宮)
電話番号:092-963-2995
更新日:2024年05月17日