横大路家住宅(千年家)の概要

更新日:2024年04月15日

公開日:2023年02月20日

ページID : 2307
L字型の建物で、茅葺屋根の横大路家住宅(千年家)の外観写真

 17世紀中期に建築されたといわれ、九州で最も古い民家として、昭和52年に国の重要文化財の指定をうけました。
 新宮町大字上府字岩井にあり、「曲り屋」と呼ばれるL字型に折れ曲がった形をした建物で、屋根は全て「茅」で葺(ふ)かれていています。
 最澄にまつわる伝説が残っており、最澄が寄宿した際にお礼として「横大路」の姓と「毘沙門天の像」「法理の火」「岩井の水」を贈ったといわれています。
 「毘沙門天像」「法理の火」「岩井の水」を大事に守れば子孫が栄えて家が絶えることがないと言われ、その家系は現在も続いています。千年も続いているという意味で「千年家」と呼ばれるようになりました。
 毎年4月13日には、毘沙門天像の御開帳の法要が行われ、この日だけ拝顔することができます。
 現在の千年家は、建物の傷みがひどくなったので、平成12年から平成14年にかけて修復されました。

所在地

新宮町大字上府420番地

交通アクセス

  • JR新宮中央駅前から マリンクス相らんど線「千年家」下車
  • 西鉄新宮駅前から マリンクス相らんど線「千年家」下車
  • 西鉄バス上府太郎丸バス停から 徒歩15分

駐車場台数

 6台(中型バスも可能です。)無料

この記事に関するお問い合わせ先

歴史資料館へのお問い合わせ
〒811-0124 福岡県糟屋郡新宮町新宮東二丁目5-1(シーオーレ新宮)
電話番号:092-962-5511

メールフォームによるお問い合わせ