がん患者アピアランスケア推進事業(医療用ウィッグ・補整具等の購入費助成)
公開日:2023年07月14日
アピアランスケアとは
がん医療の進歩により、治療を継続しながら社会生活を送るがん患者が増えています。治療により外見が変化することで、外出することや他人と関わることがつらくなり、今まで通りの生活を送りにくくなる人もいます。
アピアランスケアとは、治療に伴う外見の変化に対して「医学的・整容的・心理的社会支援を用いて、外見の変化を補完し、外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケア」です。
ただし、治療で外見が変化したら必ずアピアランスケアを行なわなければならないということはありません。気にならない、そのままでいいという気持ちを大切にしたい、などあえて手を加えない人もいます。
外見が変化したことで「周りの人からどう思われているか気になる」「自分らしさがなくなったような気がする」「治療する気になれない」などと思う時は、アピアランスケアについて考えてみてください。
がん患者アピアランスケア推進事業について
町では、がん患者やがん経験者の社会参加を促し、療養生活の質が向上するように、医療用ウィッグや補整具等の購入費用の一部を助成します。
対象者
以下の全てに該当する人
- 町内に居住し、住民票を有する人
- がんと診断され、がんの治療(手術、薬物治療、放射線療法等)を受けた人、あるいは受けている人
- 他の自治体から同様の助成を受けたことがない人
対象となる用具
- 医療用ウィッグ等:医療用ウィッグ、装着用ネット、毛付き帽子
- 補整具等:補整パッド、補整下着、専用入浴着、弾性着衣(弾性ストッキング、弾性スリーブ、弾性グローブ)、エピテーゼ(補整用人工物)
対象とならないもの
- 付属品並びにケア用品(クリーナー、リンス及びブラシ等)
- 購入のために要した交通費及び郵送費
- 医療保険(健康保険)や他の公的補助制度を活用できる用具
補助額
購入額の2分の1(千円未満切り捨て)
- 医療用ウィッグ等:2万円を上限
- 補整具等:1万円を上限
その他注意事項
- 購入の個数制限はありません。
- 補助は、1人につき、医療用ウィッグ等、補整具等それぞれ1回限りです。
申請期限
用具の支払日の属する年度の末日まで
がん治療ややむを得ない事情がある場合は、相談してください。
(注)事業開始年度の特例措置として、令和5年度中に限り、令和4年度に購入したものも申請できます。
申請方法
1.窓口
申請場所:新宮町福祉センター2階 健康福祉課
受付時間:8時30分から17時00分まで(土曜日・日曜日・祝日を除く)
2.郵送
郵送先:〒811-0119
福岡県糟屋郡新宮町緑ケ浜四丁目3-1
新宮町福祉センター2階
健康福祉課健康づくり担当
申請に必要なもの
【申請書】
新宮町アピアランスケア推進事業助成金交付申請兼請求書(様式1号) (PDFファイル: 150.0KB)
新宮町アピアランスケア推進事業助成金交付申請兼請求書(様式1号) (Wordファイル: 58.5KB)
(必要事項を記入の上、提出)
【添付書類】
- がん治療を受けているまたは受けていたことが分かる書類の写し
(診療明細書、手術や化学療法等の同意書、治療方針計画書等)
- 用具を購入したことが分かる領収書及び明細の写し
(宛名(助成対象者)、支払日、購入金額、品名、領収書発行者の名称を記載があるもの)
- 振込口座の確認できるものの写し(預金通帳、キャッシュカード等)
(銀行名、支店名、名義、口座番号が確認できるもの)
(注)市町村民税が他自治体で課税されている場合は、世帯員の最新年度の課税額を証明できる書類が必要です。
患者向けリーフレット
がん治療に伴う外見の変化に悩むがん患者さんやそのご家族に向けて、横浜市、横浜市内でアピアランスケアに取り組む医療者、国立がん研究センター中央病院が協力して、医療者の立場からのケア方法等を記載したリーフレットです。
掲載許可をいただき紹介しています。
このリーフレットは、個人や医療従事者の使用を目的として作成しているため、商用利用はご遠慮ください。患者会等で使用を希望する人は、下記までご相談をお願いします
国立がん研究センター中央病院アピアランス支援センター(別ページが開きます)
または、横浜市医療局疾病対策部がん・疾病対策課(電話:045-671-2721)
この記事に関するお問い合わせ先
福祉センター 健康福祉課(健康づくり担当)へのお問い合わせ
〒811-0119 福岡県糟屋郡新宮町緑ケ浜四丁目3-1
電話番号:092-962-5151
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2024年02月29日