○新宮町フロッピーディスクによる口座振替事務取扱要領
平成5年3月30日
新宮町訓令第1号
(趣旨)
第1条 この訓令は、納入通知書の内容等を記録したフロッピーディスク(以下「フロッピーディスク」という。)による口座振替収納事務の取扱いについて、必要な事項を定めるものとする。
(口座振替のできる金融機関)
第2条 フロッピーディスクによる口座振替は、下記の指定金融機関、指定代理金融機関及び収納代理金融機関等(以下「取扱金融機関」という。)で行う。
西日本シティ銀行
粕屋農協
福岡銀行
とびうめ信用組合
遠賀信用金庫
佐賀銀行
日本郵政公社
(改正(平19訓令第5号)
(口座振替のできる収納種目)
第3条 口座振替により収納できる種目及び同月における同一口座での口座振替優先順位は、原則として下記のとおりとする。
1 国民年金保険料
2 軽自動車税
3 町県民税
4 固定資産税
5 国民健康保険税
6 保育所保育料
7 町営住宅使用料
8 受益者負担金
9 水道使用料
10 下水道使用料
11 相島排水施設使用料
12 相島簡易水道使用料
(預金科目)
第4条 口座振替のできる預金科目は、次のとおりとする。
普通預金(総合口座)
当座預金
納税準備預金
2 預金口座名義人は、原則として納付義務者とする。ただし、納付義務者が別に指定する場合は、この限りではない。
(口座振替依頼書の受付)
第5条 取扱金融機関は、納付義務者から預金口座振替の依頼を受けたときは、口座振替・自動払込依頼書(以下「依頼書」という。)を提出させ、これを承諾したときは、依頼書(町提出分)を新宮町(以下「町」という。)に送付する。
2 町に納付義務者から依頼書が提出されたときは、町は、必要事項が記載されていることを確認のうえ、依頼書(取扱金融機関保管分)を速やかに取扱金融機関に送付し、取扱金融機関は、記載事項を確認の上これを受理する。ただし、依頼書に印鑑の相違その他の不備事項があるときは、これを受理せずに速やかに町に返送する。
(振替日)
第6条 振替日は、新宮町口座振替種目別一覧表(別表)のとおりとする。ただし、当日が金融機関の休業日に当たるときは、翌営業日とする。
2 町は、振替日を変更するときは、納付義務者に対して周知徹底を図るものとし、取扱金融機関は、特別な通知等は行わない。
2 フロッピーディスクを引き渡した後は、原則として内容を変更しないものとする。
(振替停止の通知)
第8条 フロッピーディスクを貸し出した後、町において口座振替停止の必要があるときは、各課で口座振替停止通知書(様式第3号)を作成して、振替日の3営業日前までに取扱金融機関に通知しなければならない。ただし、急を要する場合は、電話、ファックス等により通知できるが、その場合も口座振替停止通知書を速やかに送付するものとする。
(フロッピーディスクによる振替)
第9条 取扱金融機関は、フロッピーディスクに記録された請求明細に基づき指定された振替日に振替処理を行い、振替結果を次のコードにより記録する。
振替済 | 0 |
資金不足 | 1 |
取引なし | 2 |
預金者の都合による振替停止 | 3 |
振替依頼書なし | 4 |
委託者の都合による振替停止 | 8 |
その他 | 9 |
2 取扱金融機関が受領したフロッピーディスクにかしがある場合は、町の責任においてフロッピーディスクを修正して速やかに取扱金融機関に引き渡す。
3 振替処理が終了した後、振替済分と振替不能分それぞれの合計件数、金額をトレーラ・レコードに記録する(右詰めとする。)。
(口座への入金)
第10条 取扱金融機関は、フロッピーディスクにより引き落した資金を、振替日の2営業日後に、指定金融機関における各金融機関名義の普通預金口座に入金する。この場合において、取扱金融機関は、上記引落資金等を記入した収納金科目別払込書を指定金融機関の新宮町役場内派出所に提出する。
2 総括店は、前項により入金された資金について、各金融機関の振替済フロッピーディスクの内容と金額の一致を確認の上、町名義の普通預金口座へ入金する。
(振替不能明細書の作成)
第11条 取扱金融機関は、振替日に預金不足等により振替不能となったものについては、振替不能明細書を収納金の種目ごとに作成し、収納金科目別払込書と共に、指定金融機関の新宮町役場内派出所に提出する。
(フロッピーディスクの返還)
第12条 取扱金融機関は、振替処理済のフロッピーディスクを振替日の2営業日後の午前中までに、町へ返還しなければならない。
2 フロッピーディスクを返還した後は、原則として内容を変更しないものとする。
(解約・変更等通知)
第13条 取扱金融機関は、納付義務者の申出又は取扱金融機関の都合により、当該納付義務者との預金口座振替契約を解約又は変更したときは、町にその旨を通知する。ただし、納付義務者が指定預金口座を解約したときは、この限りでない。
(口座振替済通知の作成及び送付方法)
第14条 町は、フロッピーディスクにより口座振替で収納した納付義務者に対して口座振替納付済通知書又は口座振替納付済通知書兼領収書を作成し、通知する。
(フロッピーディスクの授受)
第15条 町と取扱金融機関とのフロッピーディスク等の授受については、別途協議して定めるものとする。
第16条 フロッピーディスクの仕様等については、別表のとおりとする。
附則
この要領は、平成5年4月1日から施行する。
附則(平成16年10月1日訓令第12号)
この訓令は、平成16年10月1日から施行する。
附則(平成19年3月30日訓令第5号)
この訓令は、平成19年4月1日から施行する。
別表(第16条関係)
フロッピーディスクの仕様及びレコードの内容
1 フロッピーディスクの仕様
| 8インチフロッピーディスク | 5インチ及び3.5インチフロッピーディスク | |
1Sタイプ | 2Dタイプ | 2HDタイプ | |
(1) 使用面 | 片面 | 両面 | 両面 |
(2) 記録密度 | 単密度 | 倍密度 | 高密度 |
(3) 使用コード | EBCDICコード | EBCDICコード | EBCDICコード |
(4) 記録形式 | 1レコード=1セクター 1セクター=128バイト 26セクター=1トラック 77トラック=1面(索引トラック、予備トラックを含む。) | 1レコード=1セクター 1セクター=256バイト 26セクター=1トラック 77トラック=1面(索引トラック、予備トラックを含む。) | 1レコード=1セクター 1セクター=256バイト 26セクター=1トラック 77トラック=1面(索引トラック、予備トラックを含む。) |
(5) レコード長 | 120バイト=1レコード | 120バイト=1レコード | 120バイト=1レコード |
2 フロッピーディスクの内容
(1) フロッピーディスク上のレコードは、次の項目、けた数及び記録順序による。
(2) 委託者は、フロッピーディスクの作成に当たっては、必要項目特に口座番号の正確を期するものとする。
(ボリューム・ラベル)
カラム位置 | 項目 | けた数 | 記録内容等 | ||
1~4 | ボリューム・ラベル名 | 4 | 「VOL1」 | 「VOL1」 | 「VOL1」 |
5~10 | ボリューム名称 | 6 | 銀行と依頼人(企業等)とが協議のうえ決定 | 銀行と依頼人(企業等)とが協議のうえ決定 | 銀行と依頼人(企業等)とが協議のうえ決定 |
11~71 |
| 61 | スペース | スペース | スペース |
72 | 記録面標識 | 1 | スペース | 「M」 | 「M」 |
73~75 |
| 3 | スペース | スペース | スペース |
76 | 物理レコード長 | 1 | スペース | 「1」 | 「1」 |
77~79 |
| 3 | スペース | スペース | スペース |
80 | 標準ラベル標識 | 1 | 「W」 | 「W」 | 「W」 |
(データ・セット・ラベル)
カラム位置 | 項目 | けた数 | 記録内容等 | ||
1~4 | データ・セット・ラベル名 | 4 | 「HDR1」 | 「HDR1」 | 「HDR1」 |
5 |
| 1 | スペース | スペース | スペース |
6~13 | データ・セット名 | 8 |
|
|
|
14~22 |
| 9 | スペース | スペース | スペース |
23~27 | レコード長 | 5 | 「00120」 | 「00120」 | 「00120」 |
28 |
| 1 | スペース | スペース | スペース |
29~33 | エクステントの初め(BOEアドレス) | 5 | データ・セットのために確保されている最初のセクターアドレス (例) | データ・セットのために確保されている最初のセクターアドレス (例) | データ・セットのために確保されている最初のセクターアドレス (例) |
34 | 物理レコード長 | 1 | スペース | 「1」 | 「1」 |
35~39 | エクステントの終わり(EOEアドレス) | 5 | データ・セットのために確保されている最後のセクターアドレス (例) | データ・セットのために確保されている最後のセクターアドレス (例) | データ・セットのために確保されている最後のセクターアドレス (例) |
40~43 |
| 4 | スペース | スペース | スペース |
44 | 交換タイプ標識 | 1 | スペース | 「H」 | 「H」 |
45 | ボリューム標識 | 1 | 全データを1枚のフロッピーディスクに収録する場合(単ボリューム) スペース 2枚以上のフロッピーディスクに収録する場合(複数ボリューム)次による。 ①最後の1枚(ENDボリューム)には「L」 ②それ以外(継続ボリューム)には「C」 | 全データを1枚のフロッピーディスクに収録する場合(単ボリューム) スペース 2枚以上のフロッピーディスクに収録する場合(複数ボリューム)次による。 ①最後の1枚(ENDボリューム)には「L」 ②それ以外(継続ボリューム)には「C」 | 全データを1枚のフロッピーディスクに収録する場合(単ボリューム) スペース 2枚以上のフロッピーディスクに収録する場合(複数ボリューム)次による。 ①最後の1枚(ENDボリューム)には「L」 ②それ以外(継続ボリューム)には「C」 |
46~47 | ボリューム順序番号 | 2 | 単ボリュームの場合スペース複数ボリュームの場合 「01~99」の一連番号 | 単ボリュームの場合スペース複数ボリュームの場合 「01~99」の一連番号 | 単ボリュームの場合スペース複数ボリュームの場合 「01~99」の一連番号 |
48~74 |
| 27 | スペース | スペース | スペース |
75~79 | データの終わり(EODアドレス) | 5 | データ・セットにエントリーされた最終レコードのアドレスに1を加えたアドレス。ただし、最終レコードがセクター26の場合には、次のトラックのセクター01 (例)最後にエントリーされたレコードがトラック33でセクター26の場合 | データ・セットにエントリーされた最終レコードのアドレスに1を加えたアドレス。ただし、最終レコードがセクター26の場合には、次のトラックのセクター01 (例)最後にエントリーされたレコードがトラック33でセクター26の場合 | データ・セットにエントリーされた最終レコードのアドレスに1を加えたアドレス。ただし、最終レコードがセクター26の場合には、次のトラックのセクター01 (例)最後にエントリーされたレコードがトラック33でセクター26の場合 |
80 |
| 1 | スペース | スペース | スペース |
|
| (80) |
|
|
|
(ヘッダー・レコード)
項番 | 項目名 | けた数 | 内容 |
1 | データ区分 | N(1) | 1…ヘッダー・レコード |
2 | 種別コード | N(2) | 91…預金口座振替 |
3 | コード区分 | N(1) | 0…JIS1…EBCDIC |
4 | 委託者コード | N(10) | 銀行が定めた委託者のコード |
5 | 委託者名 | C(40) | カナ文字及び英数字 |
6 | 引落日 | N(4) | MMDD(銀行営業日) |
7 | 取引銀行番号 | N(4) | 統一金融機関番号 |
8 | ※取引銀行名 | C(15) | カナ文字及び英数字 |
9 | 取引支店番号 | N(3) | 統一店番号 |
10 | ※取引支店名 | C(15) | カナ文字及び英数字 |
11 | 預金種目(委託者) | N(1) | 1…普通預金2…当座預金 |
12 | 口座番号(委託者) | N(7) | 委託者の口座番号 |
13 | ダミー | C(17) | スペース |
|
| (120) |
|
(データ・レコード)
項番 | 項目名 | けた数 | 内容 |
1 | データ区分 | N(1) | 2…データ・レコード |
2 | 引落銀行番号 | N(4) | 統一金融機関番号 |
3 | ※引落銀行名 | C(15) | カナ文字及び英数字 |
4 | 引落支店番号 | N(3) | 統一店番号 |
5 | ※引落支店名 | C(15) | カナ文字及び英数字 |
6 | ダミー | N(4) | スペース |
7 | 預金種目 | N(1) | 1…普通預金 2…当座預金 3…納税準備預金 |
8 | 口座番号 | N(7) | 預金者の口座番号 |
9 | 預金者名 | C(30) | カナ文字及び英数字 |
10 | 引落金額 | N(10) | 数字 |
11 | 新規コード | N(1) | 1…第1回引落分 2…変更分(引落店舗、口座番号) 0…その他 |
12 | 顧客番号 | N(20) | 委託者が定めた顧客番号 |
13 | 振替結果コード | N(1) | (1) 請求時は0 (2) 振替処理後に結果コードを記録する。 |
14 | ダミー | C(8) | スペース |
|
| (120) |
|
(トレーラ・レコード)
項番 | 項目名 | けた数 | 内容 |
1 | データ区分 | N(1) | 8…トレーラ・レコード |
2 | 合計件数 | N(6) | データ・レコードの合計件数 |
3 | 合計金額 | N(12) | データ・レコードの合計金額 |
4 | 振替済件数 | N(6) | (1) 請求時は0 (2) 振替処理後に振替済の件数 |
5 | 振替済金額 | N(12) | (1) 請求時は0 (2) 振替処理後に振替済の引落金額合計額 |
6 | 振替不能件数 | N(6) | (1) 請求時は0 (2) 振替処理後に振替不能の件数 |
7 | 振替不能金額 | N(12) | (1) 請求時は0 (2) 振替処理後に振替不能の引落金額合計額 |
8 | ダミー | C(65) | スペース |
|
| (120) |
|
(エンド・レコード)
項番 | 項目名 | けた数 | 内容 |
1 | データ区分 | N(1) | 9…エンド・レコード |
2 | ダミー | C(119) | スペース |
|
| (120) |
|
(注1) ※の項目の記録は、企業等において省略してもよい。その場合はスペースとする。
(注2) データ区分については次のとおりとする。
データ区分 | コード |
ヘッダー・レコード | 1 |
データ・レコード | 2 |
トレーラ・レコード | 8 |
エンド・レコード | 9 |
(注3) 預金科目コードは次のとおりとする。
預金科目 | コード |
普通預金 | 1 |
当座預金 | 2 |
納税準備預金 | 3 |
(注4) 処理結果コードは次のとおりとする。
振替済 | 0 |
資金不足 | 1 |
取引なし | 2 |
預金者の都合による振替停止 | 3 |
振替依頼書なし | 4 |
委託者の都合による振替停止 | 8 |
その他 | 9 |
(注5) 各項目が所定のけた数に満たない場合は次による。
a Cモードについては左詰めとし、残りをスペースとする。
b Nモードについては右詰めとし、残りを「0」とする。