(目的)

第1条　この規則は、心身障害者福祉対策及び老人福祉対策の一環として新宮町渡船事業が行う一般旅客定期航路(以下「渡船」という。)の旅客運賃の全部又は一部を減免することを目的とする。

(受給者)

第2条　対象者は、次の各号のいずれかに該当する者(以下「受給者」という。)とする。ただし、第1号から第5号に該当する者については、新宮町内に住所を有する者とする。

(運賃の減免)

第3条　受給者が渡船を利用するときは、無料乗船券(様式第1号の1、様式第1号の2、様式第1号の3、様式第1号の4)(以下「乗船券」という。)の提出、必要に応じ手帳等を提示することにより旅客運賃の減免を受けることができる。ただし、前条第1号から第6号に該当する受給者は、1人につき年間120枚とし、同条第7号に該当する受給者は町長が必要と認めた枚数とする。

(乗船券の交付手続)

第4条　前条の乗船券は、受給者が新宮町渡船乗船券交付申請書(様式第2号)を町長に提出し、心身障害者割引乗船券交付台帳(様式第3号の1)、心身障害者無料乗船券交付台帳(様式第3号の2)又は老人無料乗船券交付台帳(様式第3号の3)に登録し交付を受けるものとする。ただし、受給者でやむを得ない事由により当該受給者による申請ができない場合は、同居の家族等による代理申請を認めることができる。

(請求手続)

第5条　渡船運航管理者は、当該月分の減免した旅客運賃を翌月10日までに町長に請求するものとする。

(支払)

第6条　町長は、前条に定める請求があったときは、渡船運航管理者の請求に基づき、新宮町渡船事業特別会計へ支払うものとする。

(補則)

第7条　この規則に定めるもののほか、必要な事項は、町長が別に定める。