高齢者による交通事故が増加しています

 交通安全意識の浸透や自動車の安全性能の向上などにより、交通事故による死者数は年々減少傾向にある一方で、65歳以上の高齢者が占める割合は依然として高い状況です。

 福岡県内では、全体の交通事故死亡者数が91人(令和2年中)に対し、高齢者の占める交通事故死者数が53人と、全体の約6割(58.2パーセント)を占めています。そのうち、32人が75歳以上です。

高齢者の交通事故の主な特徴

高齢者の交通事故の主な特徴とその対策です。

1.道路横断中が多い

道路横断中の画像 横断歩道以外の場所で横断して、自動車やバイク、自転車とぶつかる交通事故が増加しています。

  • 道路を横断する時は「横断歩道」を渡りましょう。
  • やむを得ず横断歩道以外の場所を横断する場合は、見通しの良い場所で、左右の安全を十分に確認してから横断しましょう。
2.夕暮れ時から夜間が多い

明るい服で歩いている画像 16時から18時までの間で多く発生しています。

  • 明るい色の服装と反射材を活用し、事故に遭わないように注意しましょう。
  • 夜間は車両の運転者から歩行者が見えにくくなります。道路を横断するとき、近づいてくる車両がある場合は、通りすぎるのを待って、再度左右を確認してから横断しましょう。 
3.自宅付近が多い

高齢者が事故に遭っている画像 歩行者や自転車利用者のうち、多くは自宅から500メートル以内で事故に遭っています。

  • 「自宅付近だから」、「いつも通っているところだから大丈夫」と過信せず、しっかりと安全確認を行なう習慣をつけましょう。
  • 「車は来ないから大丈夫」などといった思い込みの行動はやめましょう。

交通事故に遭わないために

家族会議の画像 加齢とともにおとずれる、身体機能の変化と運転適性を自覚し、無理をせず注意して行動することが大切です。道路を歩くとき、車や自転車に乗るときには時間にゆとりを持って、安全第一を心がけましょう。

 日頃から、家庭内や近所などで交通安全について話し合ったり、交通安全講習を受けたりするなど、交通安全に対する意識を高め、交通事故に遭わないようにしましょう。