アクア新宮外観 皆さんは、新宮中央駅前にある沖田中央公園の隣に位置する、新宮中央浄化センター(アクア新宮)をご存知ですか。この建物は、皆さんの普段の生活において使用した生活排水などを、無害な水へと浄化するための施設です。

施設概要

名称

正式名称:新宮中央浄化センター

愛称:アクア新宮

位置

福岡県糟屋郡新宮町中央駅前2丁目7番1号

敷地面積

10,480平方メートル

下水排除方式

分流式

処理方式
  • 水処理 膜分離活性汚泥法
  • 汚泥処理 多重板型スクリュープレス
放流先

雨水幹線経由二級河川 牟田川

供用開始

平成22年(2010年)3月1日

施設の特徴

水処理について

新宮中央浄化センター(アクア新宮)では、「膜分離活性汚泥法」という全国でも珍しい方法で処理をしています。

皆さんの自宅などから下水道管を通ってきた汚水は、まず「粗目スクリーン」という目幅10センチメートルのスクリーンを通ることで汚水中の大きなゴミを取り除いたのち、「微細目スクリーン」という、目幅1ミリメートルのさらに細かいスクリーンを通り、小さなゴミを取り除きます。

粗目スクリーン 微細目スクリーン

二つのスクリーンを通った汚水は、「流量調整槽」という大きな水槽に溜められます。流入する汚水は夜間が多く日中が比較的少ないなど、時間によって変化する流入汚水をいったん流量調整槽に貯留させ、一定量で水処理を行うことで、運転の効率化をはかっています。

流量調整槽

そして次に「反応タンク」にて水処理されることになりますが、タンクは2種類あり、まず「無酸素タンク」に入り酸素を嫌う「嫌気性微生物」により有機物を分解します。次に「好気タンク」に入りタンク内の酸素を好む「好気性微生物」が、有機物を食べ活性化し、水と汚泥を分離します。その後、0.4マイクロメートルという細かい目をもつ膜を通り、ろ過されることで無害な処理水となります。

好気タンク 反応タンク 膜ろ過の様式図

再生水の利用

処理された水は、無害な水として河川に放流されますが、一部は再生水として次のように利用されます。

沖田中央公園のせせらぎ

せせらぎ新宮中央浄化センター(アクア新宮)に隣接する沖田中央公園のせせらぎとして、土曜日、日曜日、祝日または夏休み期間中に放流しています。

せせらぎに放流する処理水は、膜ろ過された処理水をさらにオゾン処理することで脱臭・除菌し、より安全な水として放流しています。

トイレの洗浄水

新宮中央駅沖田中央公園、JR新宮中央駅、隣接する商業施設のトイレの洗浄水として再生水を利用しています。

散水用水

沖田中央公園の芝生の散水用水として再生水を利用しています。

町民に親しまれる施設として

下水処理場は通常「迷惑施設」として敬遠されがちですが、新宮中央浄化センターは次のように町民に親しまれる施設として町の重要な役割を担っています。

環境への配慮

汚泥を再利用した外壁新宮中央浄化センター(アクア新宮)は、外壁に汚泥を原料としたタイルを使用しており、市街地の景観にマッチするようにタイルの色にも配慮しています。

また、水処理施設を地下に設置し、活性炭による臭気対策を行なうなど、環境や景観に配慮しています。

町民との関わり

まつり新宮の様子新宮中央浄化センター(アクア新宮)では、再生水を沖田中央公園のせせらぎとして利用するだけでなく、地下に設置した処理施設の上部を公園の一部として開放しています。この沖田中央公園は、普段は町民の憩いの場、いざという時は防災拠点として、また町の一大イベント「まつり新宮」の会場としても利用され、多くの人で賑わっています。

施設内にある「地域交流室」は町や地域の行事において利用され、町民の交流・情報発信の拠点となっています。

施設内の見学について

毎年9月10日の「下水道の日」に施設見学会を実施しています。見学を希望する場合は申込期間内(8月中旬から9月上旬)までに役場上下水道課までご連絡ください。

(注)9月10日が土曜日または日曜日の場合は日程を変更しますので、詳しくは広報誌8月号などでご確認ください。

パンフレット

次の「新宮中央浄化センターのパンフレット」をクリックすると、パンフレットを閲覧できます。

新宮中央浄化センターパンフレット [1712KB pdfファイル] 

(注)平成22年(2010年)の施設供用開始時に作成したものです。

新宮中央浄化センター(アクア新宮)の場所

新宮中央浄化センター位置図住所】

福岡県糟屋郡新宮町中央駅前二丁目7-1

【経路】

JR新宮中央駅東口を出て、国道3号方面に沖田中央公園を進みます。

沖田中央公園交差点を右に曲がると、アクア新宮の看板が見えます。

(白と赤茶色の建物)