壁塗遺跡発掘調査日誌
壁塗遺跡は三代区の柳ヶ浦池の西側、国道3号から東に約200メートルの所に位置しています。約10年前、町道の拡幅に伴い、発掘調査を行ったとき、弥生時代の住居跡などを確認しました。
今回は、新設中学校の建設に伴い、地図にしめす広大な広さの土地を調査します。
発掘現場での様子や雰囲気をお伝えします。
発掘の前に…(平成28年2月上旬)
発掘現場を確認するため、機械で試掘を行いました。すると、土器などのかけらが出てきたので、調査をする深さまで機械で掘りすすめました。
・試掘前の現場
・試掘の様子
発掘調査開始(平成28年2月下旬から3月)
いよいよ作業員のみなさんと一緒に発掘を開始しました。しかし、天気が不安定なためなかなか進みません。現場からは、多数のピット(柱穴)が見つかりました。また、トレンチ(試掘のための溝)を入れていくと「土器片」が多数見つかりました。
・多数のピットを発見
・トレンチの様子
・トレンチにある土器片
発掘開始から3月までの様子を見ていただきました。次回は発掘の様子を引き続いて紹介しながら、専門用語なども解説します。

登録日: 2016年3月25日 /
更新日: 2016年4月20日