町議会の牧野議長、戦没者のご遺族23人をお招きし、町福祉センターで令和4年新宮町戦没者追悼式を開催しました。

 昨年、ご遺族の皆様の強い想いとご尽力により、福祉センターの敷地内にある町の慰霊塔の前に芳名碑が建立されました。321人もの英霊のお名前が刻まれた碑の前で、改めて戦争による犠牲の大きさを痛感し、平和への誓いを新たにしましたが、本年2月24日にロシアがウクライナに侵攻し、今もなお多くの人々が犠牲になっていることに、深い悲しみと憤りを覚えます。

 新型コロナウイルス感染症は、第6波のピークの時期は過ぎたものの、収束とは程遠く、このような状況でご遺族にお集まりいただくことには心配もございました。しかし、このような時期だからこそ、お互いに顔を合わせて犠牲になられた方々を追悼し、平和への思いを一つにすることが大切であると考え、規模を縮小してではありますが、追悼式を開催しました。

 ウイルスの脅威や戦争によって尊い命が失われ、世界中が大きな不安に包まれています。しかし、私たちはその不安に飲み込まれることなく、今の生活が英霊の方々やご遺族のご労苦があって築かれたものであることに今一度感謝をして、まずは相手を思いやり身近な人と助け合うことで、平和への道筋をつくっていく必要があると考えます。

 二度と戦争の悲劇を繰り返すことのないよう、戦争の記憶を後世に伝え、世界平和に向けてより一層の努力を重ねていくことを、戦没者の御霊とご遺族の前でお誓いしました。

町長が追悼の辞を述べている写真