絶壁の下にある入口が約2メートル、広さが約10畳ほどの洞窟にひっそりと鎮座する観音様。昔から島の人々の海上安全、無病息災を願う信仰の対象です。
 今から500年余り昔に大きな台風に襲われたとき、穴から観音様が浮かび出し、肥前五島(長崎県)の玉の浦に漂着しました。浦人は観音様をまつり信仰していましたが、ある夜浦人の夢に観音様が現れ「我は筑前の相島の観音である。早くもとの所に返すべし」と告げられました。人々は驚き急いで、船で島へ送り届けたという言い伝えもあります。その観音様は山の観音堂本尊の胎内に納められており、みることができません。

穴観音の写真

(注)現在は落石のおそれがあるため、おりることはできません。